①キッチンの詰まりについて説明させて頂きます。
*「洗面所の詰まり」としてもお読み頂けます。
「水が全然流れない」や、「流れはするけどゆっくり」など、台所の詰まりと言っても色々なパターンがあります。
今回はその一つ「排水トラップ・排水ジャバラの詰まり」についてご説明させて頂きます。
現場の水道屋さんだからこそ知っている知識を赤裸々にご紹介させて頂きます。
【詰まり箇所:排水トラップ・排水ジャバラ】
シンクの下を覗いて見てください。
シンクで流した水を床下の排水管まで繋ぐ「トラップ」や「蛇腹(ジャバラ)」という接続管があるはずです。
ここに長年の油の汚れ(洗面所の場合は髪や汚れ)が蓄積されて、「シンクの水が流れない」や「流れが悪い」というような症状が出てきます。
この詰まりの症状は、普段からどんなに綺麗に使用していてもいずれは必ず発生するもので、対策としては「詰まる前」からの定期的なメンテナンスが必要になってきます。
このメンテナンスを普段から行っているご家庭と行わないご家庭では「詰まるスピード」が全然違いますので、是非取り入れてみてください。
まず皆さんが「台所が詰まった」場合、一番最初に頭に浮かぶのは「パイプ○◯◯」などの洗浄液だと思うのですが、ここに一つ落とし穴が隠れています。
キッチンや洗面所の排水が「いつもより流れが悪いな?」と感じた時、すでに排水トラップや排水ジャバラは汚れで詰まりかけており、この時に「パイプ○○○」を投入すると表面の一部の汚れが剥がれる事で完全に排水管が詰まってしまう場合があります。(現場に出てる僕の感想ですが、このパターンで詰まってしまったお客様は多いです。)
◯日常のメンテナンス方法
ずばり「詰まってない時から定期的に「パイプ○○○」を使用する。」です。
詰まってから使用するのではなく、詰まってない時からの薬剤使用が効果的です。
・「3ヶ月おきに一回、就寝前に薬剤を投入」など、習慣化しておくとより効果を出せると思います。
・汚れは汚れにくっついていくので、定期的に排水管へ薬剤を投入する事でその「くっつく」事を防いでくれる効果があります。
○水まわりの排水管は完全に詰まってしまうと大きなストレスを感じてしまいます。
是非、詰まっていない今からメンテナンスを始めてみて下さい。
※「物」などを落とした場合には汚れなど関係なく詰まってしまう事があります。
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