水道:試験圧力とは?

2022年11月16日 12:34
試験圧力を解説するツバメに乗った救急水道サービスの水滴マスコット

水道の基礎知識耐圧試験施工基準

試験圧力とは?|水道工事における基準値1.75MPaと耐圧試験の重要性を解説

「試験圧力」とは、水道管や給水装置が想定外の圧力に耐えられるかどうかを確認するための耐圧試験における基準値です。
住宅・ビル・公共施設など、あらゆる建物の水道設備は、この試験圧力をもとに施工・検査が行われ、安全性を担保しています。
本記事では、試験圧力の定義、1.75MPaという基準値の意味、試験方法、そして現場での注意点をわかりやすく解説します。

1. 試験圧力とは?

試験圧力とは、水道設備や配管が安全に使用できるかどうかを確認するための耐圧試験における水圧の基準値です。
通常の使用状態を上回る圧力を一時的にかけることで、配管・継手・バルブなどに漏れや破損がないかを確認します。
この工程を経て初めて、給水装置は「安全に使用できる」と認められます。

・試験圧力=水圧を加えて強度・気密性を確認する基準値

・耐圧試験=実際の水圧よりも高い圧力を一定時間かけて漏水検査を行う

・目的=漏れ・破損・緩み・材質欠陥の早期発見

2. 試験圧力の基準値「1.75MPa」とは

日本の多くの自治体や水道事業者が採用している標準的な試験水圧は1.75MPaです。
この数値は、通常の使用水圧(約0.3〜0.6MPa)よりも数倍高い圧力を想定し、ウォーターハンマー(水撃作用)など突発的な衝撃にも耐えられるように設定されています。

なぜ1.75MPaなのか?

この値は、配管に加わりうる最大水圧や施工誤差、経年劣化を考慮して設定されています。
「安全率」を確保するための余裕を持たせた値であり、長期間の安定供給を保証するための国内標準基準です。

3. 新設工事における耐圧試験の実施方法

新しい配管工事や給水装置を設置した際は、施工の品質と安全性を確認するために試験圧力1.75MPaを1分間保持する耐圧試験を行うのが一般的です。
この試験で圧力の低下が見られなければ、漏水や緩みがないと判断され、工事完了後に通水されます。

・試験圧力:1.75MPa(標準)

・保持時間:1分間

・確認項目:漏水・接合部緩み・圧力降下の有無

・判定基準:圧力保持が安定=施工品質に問題なし

4. 試験水圧の基準は地域で異なる場合もある

全国的に1.75MPaが目安とされていますが、水道法で明確に統一基準が定められているわけではありません。
各自治体や事業者が給水区域・地盤条件・使用水圧などに応じて、独自の試験水圧を設定することができます。

・地盤の高低差が大きい地域:1.5〜1.6MPa程度で実施される場合あり

・高層ビルや高圧給水地域:2.0MPa以上の耐圧試験を行うケースもある

・試験条件は施工仕様書・水道局指導に従うことが原則

5. 試験圧力試験のポイントと現場での注意点

耐圧試験では、圧力を加えることそのものが目的ではなく、施工全体の安全性・精度を検証することが重要です。
以下の項目を確認しながら実施することで、トラブルを未然に防ぐことができます。

・ウォーターハンマー(水撃作用)に耐える配管設計か確認

・継手・バルブの締付け状態を試験前に再チェック

・試験用ポンプのゲージ精度を確認

・試験後は徐々に減圧し、急激な圧力変化を避ける

6. まとめと要点コピーボックス

「試験圧力」とは、水道管や給水装置が安全基準を満たしているかを確認するための重要な指標です。
標準的な試験圧力は1.75MPaですが、地域条件や設計仕様により異なる場合もあります。
安全で信頼できる水道設備を維持するためには、試験基準を遵守し、耐圧試験を確実に実施することが不可欠です。

【要点まとめ|試験圧力と耐圧試験の基準】
・試験圧力とは耐圧試験での基準水圧を指す
・日本国内の標準値は1.75MPa(安全率を考慮した基準)
・新設工事では1分間保持し、漏水や圧力降下がないか確認
・試験圧力は地域・施工条件によって異なる場合あり
・安全な給水を維持するため、耐圧試験の実施は必須

サービスと料金について

キッチン▶︎トイレ▶︎お風呂▶︎洗面所▶︎屋外▶︎
試験圧力を理解して手を振る水滴マスコットのイメージイラスト|救急水道サービスバナー
水道修理の依頼が入って作業車に乗る水滴マスコットのイメージイラスト

東京都の対応エリア
23区(千代田区 中央区 港区 新宿区 文京区 台東区 墨田区 江東区 品川区 目黒区 大田区 世田谷区 渋谷区 中野区 杉並区 豊島区 北区 荒川区 板橋区 練馬区 足立区 葛飾区 江戸川区)
多摩地区(八王子市 立川市 武蔵野市 三鷹市 青梅市 府中市 昭島市 調布市 町田市 小金井市 小平市 日野市 西東京市 国分寺市 国立市 福生市 狛江市 東大和市 清瀬市 東村山市 東久留米市 武蔵村山市 多摩市 稲城市 あきる野市 羽村市 瑞穂町 日の出町 奥多摩町 檜原村)

神奈川県の対応エリア
横浜市(青葉区 旭区 泉区 磯子区 神奈川区 金沢区 港南区 港北区 栄区 瀬谷区 都筑区 鶴見区 戸塚区 中区 西区 保土ヶ谷区 緑区 南区)
川崎市(川崎区 幸区 中原区 高津区 宮前区 多摩区 麻生区)
相模原市(緑区 中央区 南区)
厚木市 綾瀬市 伊勢原市 海老名市 小田原市 鎌倉市 座間市 逗子市 茅ヶ崎市 秦野市 平塚市 藤沢市 三浦市 南足柄市 大和市 横須賀市 三浦郡葉山町 高座郡寒川町 中郡大磯町 中郡二宮町 足柄上郡中井町 大井町 開成町 松田町 山北町 足柄下郡箱根町 真鶴町 湯河原町 愛甲郡愛川町 清川村

千葉県の対応エリア
千葉市(中央区 花見川区 稲毛区 若葉区 緑区 美浜区)
銚子市 市川市 船橋市 館山市 木更津市 松戸市 野田市 茂原市 成田市 佐倉市 東金市 旭市 習志野市 柏市 勝浦市 市原市 流山市 八千代市 我孫子市 鴨川市 鎌ヶ谷市 君津市 富津市 浦安市 四街道市 袖ケ浦市 八街市 印西市 白井市 富里市 南房総市 匝瑳市 香取市 山武市 いすみ市 大網白里市 酒々井町 栄町 神崎町 多古町 東庄町 九十九里町 芝山町 横芝光町 一宮町 睦沢町 長生村 白子町 長柄町 長南町 大多喜町 御宿町 鋸南町

埼玉県の対応エリア
さいたま市(西区 北区 大宮区 見沼区 中央区 桜区 浦和区 南区 緑区 岩槻区)
川越市 熊谷市 川口市 行田市 秩父市 所沢市 飯能市 加須市 本庄市 東松山市 春日部市 狭山市 羽生市 鴻巣市 深谷市 上尾市 草加市 越谷市 蕨市 戸田市 入間市 朝霞市 志木市 和光市 新座市 桶川市 久喜市 北本市 八潮市 富士見市 三郷市 蓮田市 坂戸市 幸手市 鶴ヶ島市 日高市 吉川市 ふじみ野市 白岡市 伊奈町 三芳町 毛呂山町 越生町 滑川町 嵐山町 小川町 川島町 吉見町 鳩山町 ときがわ町 横瀬町 皆野町 長瀞町 小鹿野町 東秩父村 美里町 神川町 上里町 寄居町 宮代町 杉戸町 松伏町

茨城県の対応エリア
水戸市 日立市 土浦市 古河市 石岡市 結城市 龍ケ崎市 下妻市 常総市 常陸太田市 高萩市 北茨城市 笠間市 取手市 牛久市 つくば市 ひたちなか市 鹿嶋市 潮来市 守谷市 常陸大宮市 那珂市 筑西市 坂東市 稲敷市 かすみがうら市 桜川市 神栖市 行方市 鉾田市 つくばみらい市 小美玉市 茨城町 大洗町 城里町 東海村 大子町 美浦村 阿見町 河内町 八千代町 五霞町 境町 利根町

栃木県の対応エリア
宇都宮市 足利市 栃木市 佐野市 鹿沼市 日光市 小山市 真岡市 大田原市 矢板市 那須塩原市 さくら市 那須烏山市 下野市 上三川町 益子町 茂木町 市貝町 芳賀町 壬生町 野木町 塩谷町 高根沢町 那須町 那珂川町

群馬県の対応エリア
前橋市 高崎市 桐生市 伊勢崎市 太田市 沼田市 館林市 渋川市 藤岡市 富岡市 安中市 みどり市 榛東村 吉岡町 上野村 神流町 下仁田町 南牧村 甘楽町 中之条町 東吾妻町 長野原町 嬬恋村 草津町 高山村 片品村 川場村 昭和村 みなかみ町 玉村町 板倉町 明和町 千代田町 大泉町 邑楽町

山梨県の対応エリア
甲府市 富士吉田市 都留市 山梨市 大月市 韮崎市 南アルプス市 北杜市 甲斐市 笛吹市 上野原市 甲州市 中央市 市川三郷町 早川町 身延町 南部町 富士川町 昭和町 道志村 西桂町 忍野村 山中湖村 鳴沢村 富士河口湖町 小菅村 丹波山村

福島県の対応エリア
福島市 二本松市 伊達市 本宮市 桑折町 国見町 川俣町 大玉村 郡山市 須賀川市 田村市 鏡石町 天栄村 三春町 小野町 石川町 玉川村 平田村 浅川町 古殿町 白河市 西郷村 泉崎村 中島村 矢吹町 棚倉町 矢祭町 塙町 鮫川村 会津若松市 喜多方市 北塩原村 西会津町 磐梯町 猪苗代町 会津坂下町 湯川村 柳津町 三島町 金山町 昭和村 会津美里町

記事一覧を見る