
その日の石神井町は、少し冷たい風が吹く朝でした。
昔ながらの住宅が並ぶ静かな一角。庭先に敷かれたレンガの間を抜けて、ご相談いただいたお客様のお宅を訪問しました。
「数日前から庭の排水マスがあふれていて、雨のあと特にひどくなるんです」と、奥様が不安そうに教えてくれました。
築30年以上というご自宅。見せていただいた排水マスの周囲は水気を含んでおり、蓋を開けると内部にはひび割れたコンクリート片と土砂が溜まり、排水の流れを妨げている状態でした。
排水マスの底面には大きな欠けがあり、そこから入り込んだ土が長年蓄積されていました。
コンクリート製の排水マスは、経年劣化によってひび割れや崩れが起こりやすく、気づかないうちに排水障害を引き起こすことがあります。
今回は排水不良だけでなく、地中での土の流出による地盤の変化も懸念される状態だったため、排水マス本体の交換を行うことになりました。
お客様に作業内容をご説明し、ご了承をいただいたうえで施工を開始。
まずは既存のコンクリートマスを慎重に掘り出して撤去します。崩れやすくなったマスの縁は手作業で丁寧に取り除き、周囲の配管や土壌を傷めないよう注意しながら作業を進めました。
続いて、新しい樹脂製の排水マスを設置。軽量で耐久性に優れ、今後のメンテナンスもしやすい仕様です。接続部の配管には補強材とシール材を使用し、水漏れやズレが起きにくいように固定。内部の洗浄もあわせて行い、排水がスムーズに流れることを最終確認しました。
施工は朝から始め、夕方には完了。
地中に埋まった排水マスの交換作業は、約1日を要することが多く、今回も予定通りの時間で作業を終えました。
古いマスの撤去時には、内部の土砂をしっかり取り除き、新設後の勾配が狂わないよう調整することが大切です。少しの傾きが再詰まりの原因になるため、慎重に作業を進めました。
作業が終わる頃には日が傾き始め、庭先に影が差し込んでいました。
「こんなにきれいにしてもらえるなんて、嬉しいです」とお客様。
作業中に差し入れてくださった温かいお茶がとても美味しかったです。
練馬区石神井町のように、築年数の長い住宅が多い地域では、排水マスの老朽化による詰まりや破損のご相談が増えています。樹脂製マスへの交換は、将来的なトラブルを防ぐための良い選択肢です。
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