暮らしの水道お役立ち情報キッチン清掃ガスレンジ掃除
毎日の調理で使うガスレンジは、油ハネや焦げ付きがたまりやすく、放置すると頑固な汚れになります。
力任せにこすってもキズがつくだけで落ちにくいもの。そんなときは「時間に仕事をさせる」重曹つけ置き洗いがおすすめです。ここでは、家庭でできる安全で効果的なガスレンジ大掃除の手順を紹介します。
・重曹/重曹クリームクレンザー/液体洗剤
・バケツまたは大きめのプラスチックケース
・スポンジ/スコッチブライト/金タワシ
・おそうじクロス/歯ブラシ/ヘラ/雑巾
・ゴム手袋(お湯を扱うため手荒れ防止に)
ガスレンジの焦げ付きや油汚れは、無理にこすらずつけ置き洗いで汚れを浮かせて落とします。
重曹をお湯に溶かしたアルカリ性の洗浄液が、油汚れを分解してくれるため、力を使わずにスッキリきれいになります。
大きめのバケツかプラスチックケースに60〜70℃のお湯を張り、お湯1Lに対して重曹大さじ4杯を目安に溶かします。
ゴム手袋を着用し、しっかり溶かしてから部品を入れられるように準備しましょう。
五徳・受け皿・バーナーキャップなど、取り外せる部品をすべて取り出し、作った重曹溶液に1時間ほどつけ置きます。
つけ置き中に、ほかの部分を掃除しておくと時間の有効活用になります。
薄めた液体洗剤を含ませて絞ったおそうじクロスで、本体表面の油汚れを拭き取ります。
焦げ付きやしつこい汚れは重曹クリームクレンザーをヘラで塗り、スコッチブライトで優しくこすります。
1時間ほど経ったら、溶液を捨てて部品を取り出します。スポンジや歯ブラシでこすり洗いし、落ちにくい箇所はスコッチブライトや金タワシを使用します。
洗い終わった部品はお湯でしっかりすすぎ、雑巾で水気を拭き取ります。完全に乾かしたあと、元の位置に戻して完了です。
最後に点火確認をして安全性をチェックしましょう。
・重曹溶液はお湯が冷めると効果が落ちるため、必要に応じて温め直す
・アルミ製品には重曹が反応して黒ずむ場合があるため、注意して使用
・電気部品や点火部分には水をかけない(感電・破損防止)
・掃除後は必ず乾燥させてから使用する
ガスレンジの汚れは時間を味方につけるのがコツ。重曹つけ置きで汚れを浮かせ、やさしく落とすことで、ピカピカに仕上がります。定期的にお手入れをすれば、頑固な焦げ付きも防げます。
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