水栓金具には横水栓と立水栓(台付き)があります。
横水栓は壁取付け型または壁出し水栓とも呼ばれています。
キャビネット内に配管が出ないので収納が広く使えますがリフォーム時に位置を変更したいときは壁を壊す大工事になります。
立水栓はデッキタイプともいい、ワークトップ面に取り付けるもの。
リフォーム時の位置変更も容易です。
操作はどちらのタイプにも回転式つまみとレバー式とがあり、さらに単水栓(水だけ、あるいは湯だけを出す水栓)と混合水栓:(水と湯をツーパルプで混合する水栓)があります。
最近の主流は、レバー1つで操作するシングルレバー式混合水栓です。
つまみを徐々に回して水量を絞る回転式に比べ、レバー式は微妙な水量の調節が難しく特に集合住宅では止めたときにウォーターハンマー(どすんという水撃音)が起きやすいと言われます。
これは水圧とのバランスの問題で、水撃音防止機能のついたレバー水栓もあります。
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