給水菅内の異物とは?

2022年12月05日 16:07
を解説するツバメに乗った救急水道サービスの水滴マスコット
水道の基礎知識給水管の保全異物・スケール
給水管内の異物とは?|スケール・赤錆・砂・鉄粉の発生原因と対処法
給水管の内部には、長年の使用によりスケール(赤錆)砂・鉄粉などの異物が堆積することがあります。 これらは水の流量を低下させるだけでなく、給水器具やメーターのストレーナを詰まらせ、 出水不良や水質変化(赤水)を引き起こす要因にもなります。 この記事では、給水管内に発生する異物の種類と原因、点検・清掃の方法、予防のポイントを解説します。

1. 給水管内の異物とは?(主な種類と特徴)

スケール(赤錆):亜鉛めっき鋼管・鋳鉄管の内面で酸化反応が進み生成。管径を狭め、流量低下や赤水を引き起こす。

鉄粉・金属片:施工時の切削くずや工具摩耗による混入。

砂・泥:配水管工事後の通水時に混入しやすい。

微生物スライム:滞留・低流速区間でバイオフィルムが形成。

2. 給水管内に異物が発生する主な原因

経年劣化による内部腐食:酸化膜の剥離により赤錆が発生。

断水・工事時の混入:砂やスケールの流入が多い。

圧力・流水方向の変化:内部錆が剥離して流れてくる。

低流速区間の滞留:使用頻度の低い末端で堆積が進む。

3. 異物によるトラブルと確認ポイント

赤水の発生

・赤褐色の濁りは錆の剥離が原因。

・内部腐食の進行サイン。

出水不良・流量低下

・スケールや砂が断面を狭め流量低下。

・ストレーナ詰まりが多い原因。

4. 点検と清掃の方法(ストレーナ・管内除去)

給水メーター直前にはストレーナがあり、ここに異物が溜まると出水不良が起きます。 断水工事後などは次の手順で点検します。
  1. 止水栓を閉じる
  2. メーター部のストレーナを外す
  3. 錆・砂・鉄粉を洗浄
  4. 復旧後に通水テスト
※ 異物が多量に出る場合、給水管の老朽化や配水管工事の影響を疑う必要があります。

5. 異物が給水器具に与える影響

・給湯器・蛇口カートリッジ内の細い通水路が詰まり水圧・温度が不安定に。

・トイレのボールタップ・フロート弁に付着し動作不良の原因に。

・洗濯機・食洗機のフィルター詰まりによる誤作動。

6. 異物を防ぐための予防策と日常メンテナンス

・工事後や断水復旧の最初は濁水排出を徹底。

・年1回のストレーナ点検。

・古い鋼管は更新し樹脂管化を検討。

・末端蛇口も定期通水し滞留防止。

7. まとめと要点コピーボックス

給水管内の異物は、経年劣化・工事・圧力変化などで発生します。 放置すると流量低下や機器不良の原因となるため、 定期清掃と老朽管更新が重要です。 赤水や出水不良が続く場合は早めの点検を行いましょう。
【要点まとめ|給水管内の異物】
・主な異物:スケール/鉄粉/砂/泥/微生物スライム
・原因:経年劣化・工事混入・圧力変化・滞留
・症状:赤水・出水不良・水圧低下・器具の詰まり
・対処:ストレーナ清掃・配管洗浄・老朽管更新
・予防:濁水排出・年1点検・樹脂管化
透明な水を維持するには、配管内部の見えない汚れにも定期的な意識と手入れが欠かせません。

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